2011年11月

2011年11月30日 00:00

111130_01
2011年12月の岡田ユキの出演スケジュール

1日(木)、2日(金)、8日(木)、10日(土)、11日(日)、18日(日)、21日(水)、25日(日)、26日(月)
出演時間:
1、20時30分~21時30分
2、22時00分~22時50分
3、23時30分~24時20分
詳しくはお店のホームページをご覧下さい
http://www.aidakanko.com/ai1.html

2011年11月18日 00:00

111118_01
児童養護施設「至誠学園」にて12月4日にウインターバザーが開催されます。
サークルダルメシアンのメンバーも岡田ユキと共に出演します。
歌舞伎町ホストクラブ「愛本店」の人気ホストさんたちも、
数名友情出演いたします。
収益は子どもたちの進学費用になりますので、皆様のご来場とご協力をお願いします。

2011年11月14日 00:00

2011年平成23年10月27日(水)新宿区大久保地域センターで、「第17回いじめ・虐待防止フォーラム」が開催された。 挨拶に立ったフォーラムを開催する市民活動団体サークル・ダルメシアン主宰である岡田ユキから「これまで長きに渡りこのフォーラムを続けられたのは、多くの方々の御尽力や見えない力により支えられてきた。 地道な活動は、感謝の念をさらに積み上げ糧とし、今後もこの活動を続けていきたい」と抱負も語られた。
111114_01
第1部は体験談として宮嶋恵氏による「障害と共に生きる」の講演が行われた。
宮嶋恵氏は、二つの障害(二分脊椎症と水頭症)を背負いこの世に生を受けた。 

*二分脊椎症(にぶんせきついしょう)とは、先天的に脊椎骨が形成不全となって起きる神経管閉鎖障害の一つ。母体内で胎児が脊椎骨を形成する時に何らかの理由で形成不全を起こし、症状の軽いものは気付くことなく終わるが、時に本来脊椎管の中にあるべき脊髄が脊椎の外に出て、癒着や損傷をしていることがある。 このように二分脊椎症には症状の重い開放性の二分脊椎症と、症状の軽い二分脊椎症があり、通常は開放性の二分脊椎症のことを指す場合が多く、脊髄髄膜瘤ともいう。下肢の麻痺や変形、膀胱・直腸障害による排泄障害などが症状としてみられ、二分脊椎症の半数以上が「水頭症(すいとうしょう)を合併する。「水頭症」とは脳脊髄液の産生・循環・吸収などのいずれかの異常により、髄液が頭蓋腔内に貯まり脳室が正常より大きくなる病気である。脳脊髄液による脳の圧迫が、脳機能に影響を与え主に乳幼児に多くみられる。*(フリー百科事典ウィキペディアより抜粋)

『私は二つの障害を抱えて生れたが、見た目で判るのは足の不自由さで、歩行が困難なだけと受け止められるくらいだと思うが、腎臓機能にも障害があり、尿を排泄出来ずに逆流してしまうといった症状もある。 水頭症を患ったことで脳の髄液が脳内に貯まる症状を発症し、その除去手術を6回受けた中で、医療ミスにより脳内を傷つけられてしまった。 子どもの頃、小学校へ上がる前の私を見た或る方から「この子は健常者の通う普通校で生活した方が伸びる」と提案があったお陰で、障害はあっても特殊学校への進学はなく進んだ。 脳内手術を受けたお陰か、国語力については能力が高く、数学とかは逆に一切判らなかった記憶がある。障害をもっていることで親は「危険なことはするな」とか、学校側からは「何かあった時、責任とれないので充分注意した行動をとるように」とか、共に口うるさく言われた覚えがある。 冬のスキー教室へも参加したし、登山にも挑戦した。 山登りでは上りは自力で昇り、下山の際は背負って貰い帰ってきたこともあった。 悔しい思い出だが、学校の運動会でクラスリレーが行われた時、足が不自由だったにもかかわらず、リレーのアンカーに選ばれ走らされたことがあった。 このような悔しい思いや、思い通りにいかなくなった時とか、自由が利かなくなった場合は、別の方面の勉強に情熱を注ぐとか、他のやり方で反抗していた。 教員になりたい夢があり、中高一貫校へ進学し国語の教員免許取得も目指した。 高校の教育実習では進学クラスの授業を受け持ち、その時感じた事は、進学クラスの生徒だからだったのか判らないが、こちら側から投げかける問い掛けに対して、何も話そうとしない生徒たちの反応に驚きを覚えたことがあった。  

大学へ進学してからは手話も始め、観劇鑑賞や実際に劇を演じることもしてきた。今では心理カウンセラーの資格も取得した。旅行も好きで、海外ではアメリカ・フランス・ドイツと足を運んでいる。 斜視であるために図形を読み取りずらかったり、下半身の麻痺や癲癇(てんかん)といった症状に悩まされてきたが、 私は決して自分自身が自分の行動に扉を閉ざすようなことはしてこなかった。 自分の境遇を素直に受け入れ、周囲の環境のせいにしない生き方こそが、社会の中へ積極的に出て行こうとする意欲を芽生えさせてくれたのだと思う』

上記の宮嶋恵氏の体験談を終えて、参加者との質疑応答へ入る。(以下敬称略)
三島 「宮嶋さんのお話の中で、子どもの頃から目には見えないものが見えたりしていたと御聞きしましたが、具体的にはどういった事象があったのでしょうか」
宮嶋 「例えば人と話している時、口元は笑っていても、目元が笑っていないとか・・・」
岡田 「その件ですが、宮嶋さんと知り合って、暫くしてからこんな事がよくあったんですね。私が実家の京都から東京へ帰ってきて、彼女と会う度にユキさんまた沢山の人を連れて帰って来られましたね…、と云われるんです。 どういうことか尋ねると、私の背後に人の顔が映って見えるらしいんですね。 最初は私も半信半疑で聞いていましたが、ある時、私の父親と会ってもいないのに、病状の様子を的確に言い当てた時は正直驚きました」
田辺 「宮嶋さんて、前向きですね。お話の中には一切いじめのことは出ませんでしたが、子どもの頃のいじめとかはなかったのですか」
宮嶋 「(あっけらかんと)ありましたよ!」
岡田 「彼女との出会いは、このフォーラムに来てくれたのがきっかけでした。 その頃彼女が語ってくれたのは、小学校でのいじめは確かにあったそうです。  その一番の問題はトイレでの排泄。人前でも我慢出来ず漏らす事があり、そのことに対して周囲の人は理解を示そうとせず、護ってくれる教師もいなかったそうです。  
宮嶋 「私の体は不自由でしたが、妹が生まれるまでは家庭の中はいたって普通でした。 妹が成長するに従って年下の妹に出来ることが、姉の私に出来ないことが目立つようになって、徐々に家庭内で孤立するようになり・・・ 両親の愛情が妹に向けられていった結果、母親が私を施設へ入れたがるようになりました」
田辺 「その強い精神力は、幼少の頃からあったのですか」
宮嶋 「負けず嫌いではありましたね。 不自由な私の体の動きを真似されたりすると、私は拳骨で殴られているような思いでした。でも私は自分の拳骨で相手を殴り返すことは嫌でしたので、軽く笑い飛ばしながらさっさっと先に進んでいきました」
田辺 「死にたいと思ったことは、ありますか」
宮嶋 「ありますよ!」
田辺 「何回くらいですか」
宮嶋 「けっこうあります!(笑いながら)病気になるくらい」
岡田 「彼女に対するいじめは、家庭・学校・職場でもあったのですよ」
宮嶋 「そうですね、職場は女性が多い部署でいわゆる大奥。そこにはお局様的な方がいて、周囲はその人の意見に迎合。 或る時、私は理不尽なことをされ、怒り爆発し怒鳴り散らしてからは、職場で敬遠されるようになりました」
岡田 「この頃ですね、宮嶋さんと出会ったのは。彼女が心療内科に通院されている頃でした。彼女の良さを理解してサポートしてくれる人が傍らに一人でもいてくれたなら、また違った面も引き出せるのだと思います。 彼女の良い面である強さは、過去に受けたいじめに対してきちんと向き合ってきたものが、糧となり培われたものですね」
宮嶋 「(上を向いて明るく)後ろは向かないですね! 面倒くさいし…、後ろを向いてもいいことない(キッパリと)」
            
【近況報告】
111114_02
国立国際医療センター国府台病院・内科医長・三島修一医師
「近況報告させて頂く前に、最近のマスコミ報道について云いたい事があります。 フジテレビ朝8時の番組で、小倉智明さんの出演されている「とくダネ!」をよく拝見しているのですが、その報道の中先日足立区で起こった民家の火事の件です。 当初は火事が起こった事実報道だけでしたが、時間が経過して事の真相が判り出すと、そこの住人である奥さんが放火をして、家族三人が亡くなった事が判明したとのことでした。 放火をした行為は許されることではありませんが、それまでに至った彼女の苦悩や痛みがその行動へ追いつめたはずです。 今、世の中に求められているのは、人の粗(あら)を探し出し問い詰めて、見せびらかすことではないと思います。 事件や事故の報道は、視聴者・大衆に向けて第一報を伝達する役割はあっても、その後の報道については、より深い見地と問題解決に向けて、我々は何をして何はすべきではないのかを、考えさせるべきものだと考えます。
―――私が受持つ患者の一人に「一型糖尿病」を背負った女性がいます。彼女は幼少期性的虐待を受け、結婚し子どもを産み育てましたが、我が子を叱責する時必要以上に叩くようになり、児童相談所が相談を受けることになりました。その時児童相談所の担当者が彼女に是正を求めたところ、その様子はいかにも上から目線で強過ぎるもので、強制力のある正義感の押しつけにしか見えませんでした。子どもに対する虐待は良くないことですが、それまでに至る母親として苦しんだ葛藤や、心の闇を解きほぐす目線の低さと、包み込む優しさで接する度量が必要だと痛感しています。そうすると必ず自分から「・・・じつはですね」と心を開いてくれる私の医療現場での体験談です。
―――20数年前から学ばせて頂いている「高橋佳子氏」の魂の発見では、人間再生を提唱されています。 そこで学ばせて頂いていることは、患者を変えようという意識ではなく、患者を自分に受け入れて一緒に進んで行こうとする目線意識です。患者の中にも感情の起伏が時として激しく、高揚したり激高されたりする方もおられます。 一般に荒れる人というのは、非常に責任感の強い傾向がみられます。 私はある患者から掛ってくる電話にためらいがあり、その電話を受ける時ほんの一瞬だけ間を作っていました。 そのわずかな間、ためらいは相手にも伝わっていたんですね。
「一型糖尿病」という非常に難しい病気でしたが、その患者は元気に快復されて、今では人を癒す側の立場に変わり、看護学生として医療現場で活躍されています。

【近況報告】
111114_03

中村俊哉 (ウエブ関連の会社に勤務する傍ら、劇団の主宰。現在は実家の会社へ勤務)
「これまで東京で劇団のプロデュースをしてきましたが、静岡の実家(会社)へ東京から通っています。これまでのような活動に充分な時間はとられなくなりましたが、応援してくれる劇団員や役者仲間とともに、今年の4月表参道ヒルズの近くに「テラクリエーション」という新しいプロジェクトを立ち上げることが出来ました。 ここはいろんなジャンルのアーティストが集う場所で、役者・ミュージシャン・写真家・美術家等々、アーティスト同士やファン仲間の交流の場でもあります。ここでの売り上げは、東日本大震災の被災地へ贈る義援金の活動をしています。また、十年来の役者仲間である友人と一緒に、来年4月を目標にした舞台劇を行うために、「アース」というプロジェクトも立ち上げました。 現在、役者・スタッフを集めながら活動しておりますので、どうぞお楽しみにしていて下さい」
 
111114_04                
【岡田ユキのいじめと虐待・躾と虐待について】
「いじめと虐待・躾と虐待、この二つの境目についてお話させて頂きます。 まず虐待とは言葉の暴力・肉体的暴力・性的虐待・ネグレクト(育児放棄)の4つに大別されます。  躾の分野で判断したら言葉の暴力と肉体的暴力の強弱が、虐待との境目だと思われます。―――私には26歳になる一人息子がいます。 約二十年前に母子家庭となり京都から東京へ出てきました。 その時息子は小学校2年生で、私たちは経済的にも非常に苦しく悲惨な状態でした。 お互いが環境の変わった中、当然息子にも厳しく接し、口うるさく手を上げたこともありました。 現在息子は当時を振り返り、あんな状況の中よく育ててくれて感謝していると語ってくれます。どうして私の息子が感謝出来て、私が育てられてきた両親に対しては、虐待され続けたと今でも思っているのか、この差は何なのでしょう。―――私が息子に対してとった行動は、厳しい言葉で叱責した意味とどうして手を上げて叩いたりしたのかを、その都度具体的説明をしながら話し続けて育ててきました。―――もう一つは、私自身の病的と思われる部分を正直に息子に伝えました。 それは、息子が何気に手を出して私を叩いたりした時、反射的に怒りが爆発しそれ以上の仕返し、手を上げてしまう自分がいることでした。 そうすると息子も母親の感情的部分を理解し、判らないながらも学習してくれました。―――この部分を息子にも説明し納得させることが出来たことが躾に変に変わり、お互いが理解し合え愛情を育んでくれたのだと思います。
一方、私の京都の両親についてですが・・・、子どもの頃の私は誰とでも仲良く出来 多くの友人知人を作り、家にも連れてきていたそうです。 両親と兄二人は、友人関係を作り上げるのは消極的というより、友人がいませんでしたので我が娘、妹の存在が煩(わずら)わしく疎(うと)ましいものだったようです。 母親は引きこもり的な性格で二人の兄も母親と似たような性格でした。 学力は優秀な二人の兄でしたが、勉強の出来ない人を馬鹿にするような態度をとる人でしたから、友人関係は勿論、親戚のいとこ関係でも同じでした。 そんな家族の中私は家庭内で孤立し、親兄からお前は悪い人間だ!と日常的に罵(ののし)られ育ちました。そうなると自分自身も、私は悪い人間なのだと思うのは当然です。  図らずも犯罪に手を染めるようなことがなかったのが、今更ながらよかったと感じています。私が不幸になることが、彼らの優越感に浸れるといった、歪んだ図式の家庭環境だったと思います。 一方的な感情の押しつけがエスカレートしていくと虐待を招き、具体的説明を納得出来るまで説明し続けると、躾になると思います。 ―――いじめは横の関係(友人や同僚)で虐待は上下関係(親子や上司と部下)で成り立っています。 いじめだとどちらか一方がいなくなるか、環境を変えることで或る程度解決されますが、虐待での親子関係は一生かかわりますし、上司と部下の関係も同様に切りずらい上下関係です。 さらにこれが夫婦関係の場合、普段暴力的な夫に妻が別れ話をもちかけた途端、泣き崩れた行動をとりがちになります。弱みをみせた夫に対する妻は、私が守って上げなくてはいけないという、共依存的関係を作ってしまいます。 そう思う前に、泣いてすがるのはこの夫の手段なのだと理解出来れば、この夫から離れられます。
―――こういったいじめ虐待に対するカウンセラーを養成する講座を、東京都立川市にある至誠学園で来年4月からも開講致しますので、勉強されたい方はご連絡を下さ
い。お待ちしております。
111114_05
【田辺照代・東久邇宮音楽療法研究所】
「私は、小さな子どもの頃は、まったく喋らない児でした。 学校でも自分の意思を表現出来ず話すことすらしない。勿論いじめられていましたが、家に帰っても母親に学校でいじめられていたことを話さず、独り閉じこもっているような状態でした。自分は話したかったのですが、なぜだか言葉が出なかったのです。 学校時代、青春時代、社会に出てからも本当に辛い思いをしてきたと思います。 そんな私が自ら考案した{自声拡大器フォンチューブ}と名付けたこのチューブを使い、歌を唄うことを実演させて頂きます。 腹式呼吸でお腹から声をだす要領で唄ってみましょう。腹式呼吸で唄うと自律神経のバランスもとれて、元気もでてきます」
―――会場の参加者全員で♪「今日の日はさようなら」と♪「荒城の月」を唄い、第17回いじめ・虐待防止フォーラムは終了した。

2011年11月07日 00:00

110403_01
2011年11月の岡田ユキの出演スケジュール

1日(火)、2日(水)、5日(土)、6日(日)、15日(火)、19日(土)、20日(日)、22日(火)26日(土)
出演時間 20:30~24:30(1日3回ステージ)
詳しくはお店のホームページをご覧下さい
http://www.aidakanko.com/ai1.html

サークルダルメシアンのホームページ

サークルダルメシアンの新ホームページ

岡田ユキのホームページ

虐待心理研究所

CAP専門カウンセラー養成講座



★スペシャルオリンピックス
スペシャルオリンピックス
記事検索
アーカイブ
ダルメシアンのメールマガジンに是非、ご登録ください♪
メルマガ登録・解除
サークルダルメシアン情報
   
バックナンバー
powered by まぐまぐトップページへ
みにくいあひるの子供たち―いま死にたいと思っているあなたへ
岡田ユキの自伝
ぶぶ漬けいっぱい
京都の風習をうたっている
FAMILY
カケ算ラップ収録
遙かなる時を超えて
平和へのいのりをこめて
Yesterday Once More
岡田ユキがうたう名曲の数々
  • ライブドアブログ