2019年10月

2019年10月10日 00:00

令和元年7月21日(日)新宿区大久保地域センターで、第48回「いじめ・虐待防止フォーラム」が開催されました。
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まず最初にKFC(けいあいファミリークリニック)カウンセリングルームの小沼鏡絵先生による事例の報告がされました。
今回のフォーラムでは、小沼先生ご自身のお子さんを亡くされた体験をお話して頂きました。
ご自身の体験として、現実を一人で抱え込んでから、どのようなサポートで回復に向かったのか、ご自身の体験から語っていただきました。
ご主人の支え、子どもたちのサポート、家族がどのようにして一丸となれたのか、
その後、どのようにして新たにお子さんを生むことになったか、
そして現在は、理想の夫婦、理想の家族として幸せを手に入れる方法なども伺いました。

母親の心理的葛藤が子どもに及ぼす影響などについては、
「岡田式AC判別法」の理論を使って分かりやすく解説していただきました。
家族にとって一番重要なことは、親が自分自身を知ること、それができて初めて子供の性格も理解できるとのことでした。

現在の日本社会では子供を持て余す親が急増しており、その結果「子供を殺してください」という親もいるそうです。
我が子を亡くされた小沼先生だからこそ「子供を大切に育ててください」と、切実な思いを語られました。

まとめとして、子供の気になる症状と母親の心の問題との関連性を考慮して医師がその両方を診る事が重要だとのお話でした。
専門家たちが「岡田式AC判別法」の理論を学ぶことの必要性をお話しいただきました。
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岡田ユキからは「岡田式AC判別法®」(50%・100%・200%)に当てはめた夫婦関係、親子関係等が「虐待心理研究所」での事例を交えて紹介されました。

パネルディスカッションでは岡田ユキのファシリテートで自身の体験を交え、さらに詳細な解説がされました。
自分自身の祖父の時代と比較して、核家族化が進んだ現代の日本の家庭が抱える現状における問題提起がされました。
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またお忙しい中、今回特別に参加して頂いた平山秀善さんからは、日本のエスタブリッシュメントならではの平山家の武士道精神あふれる子育てを伺いました。
(戦後の国家再建、立て直しをしてきた川島正次郎自民党副総裁が大叔父で、父親は中央学院大学創設者の平山善司氏)

母親と子供の関係を「母親と子供は友達ではない」親は子供に対して責任があるから子供の上にいなければいけない、子供はそれを自覚して親を尊敬しなければならない、ということを父親がしっかりと教育していたということや、現代の一般家庭とはかなり違う厳格さと子供の成長を促す親の愛情を感じられました。
そこには母親は妻として夫に対する奥ゆかしさ、子供に対しては母としての厳しさ、どのようなことが母親、女性として「はしたない、卑しい」ことなのかを事例を通してお話しいただきました。

そのような子育てが継承されていれば、現代社会の問題もないのではないかと、岡田ユキを始め参加されていた皆さんは同じ思いを持ちました。
平山家の子育ては現代の日本ではとても必要なことで、戦後の「スポック博士の子育て論」に始まった日本人らしさを失ってしまった現代の子育てにおける問題の解決には、日本人らしい子育てをもう一度再認識する必要があると岡田ユキが締めくくりました。

また、次回以降もお時間がある限り参加して頂けるという事なので、今後もより深くお話をお伺いしていきたいと思います。

いつもご参加いただいている皆様、今回ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。
次回もどうぞよろしくお願いいたします。

以上

次回の第49回「いじめ・虐待防止フォーラム」は、10/20(日) 13:00開場 13:30開始、新宿大久保地域センター会議室Bです。

皆様のご参加をお待ちしております。

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