2009年07月20日 00:00

【第八回 いじめ・虐待防止フォーラム】のご報告

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 2009年平成21年7月10日(木) 新宿区若松地域センターで 
児童虐待防止の市民活動団体 サークルダルメシアン主催による
「第八回いじめ・虐待防止フォーラム」が開催された。 
 
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 今回は 特別講師として徳山暉純氏を招き 
『元気と景気と大気 健康と経済と自然環境のつながり』と称し 
~総合學問・東洋思想の精髄 気の學問講義~ 第1回を行った。
 
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 徳山氏の講義は 
「元気」と云われる「根元の気」について 具体的な文字の意味から始まった。
 心身共に健康体である人間の根幹は 元となる気が天地間に広がり 
万物生成の根本となる精気を 元気と位置づける。
 活動の源となる気力・生気・活気の生体活力を 発展的に活かすと元気になり 
物事を 積極的に処する意欲に欠けると 無気力となる。
 さらには気が滅入り 自ら病む気を蓄積し 病いとなる気を生み出すという。 
病んだ気は その出方により 狂気や殺気にも姿を変え いじめ・虐待・事件や
犯罪といった 病負の連鎖を引き起こすとされる。
 
 気の弱まりや気力低下は 日常一般家庭内において 放置されているが 
気持ちの方位を処する『家庭内処方箋』をこの段階で 適切処置をすれば 
「病の気」が病気となる 一歩手前で防ぐことが出来るという。
この気を學ぶには 武道では合気道 体操では太極拳 治療法としての気功が
あり 心の探究を通じ 気の學問を知る必要があると説く。
 精神世界で 重要視される気の中枢は「心」として呼ばれ 
その「こころ」の部位を大別すると 脳の一部「視床下部」と「胸部心性」と
臍(へそ)の下部「臍下丹田(せいかたんでん)」の三ヶ所を指す。 
中でも 「視床下部」と「臍下丹田」は 人の健康にとって大きな影響を持ち  
腹式呼吸法で重要な「丹田」は 精神を集中させる時の部位として重要である。   
 この三つが精神統一され 機能が発揮される時 心身に及ぼす負荷を 自身
内部から 免疫力を創り出し 自己治癒力を高めてくれるという。 
 かつて優れた業績を成し遂げた 多くの人の日常は 不足する食物に加え 
決して裕福ではない家庭環境下であった。 しかし 心身ともに健康が維持され
ていたのは 栄養摂取バランスで持ちこたえていただけでなく 将来実現したい
と願う理想 自己の目指すべき標を内に秘め 根元の気として 気力が充実して
いたに 他ならないと語った。 
 体力は 加齢・食べ物・運動量などで 人により限界はあるが 
気力は年齢制限を受けない。 気の持ち用「やる気・勇気・本気」により 生涯
増強し続ける「生命の最終資源」であると力説した。
 近年稀に見る 地球規模の環境汚染温暖化は 「人の心」を映し出した結果が 
自然環境に異常を来たしているという。
人の内側にある気を「人気(じんき)」 外側にある気を外気「天気」と呼び 
内と外の気は互いに通じて ひとつの働きをするため 人の気持ちで良くも悪くも 
自然環境に影響を与えてしまうと警鐘を鳴らす。
 経済活動を左右する「景気」も人の「心の働き」が大きく関わり強調されている。
日本独自の自由主義経済の理念は 「人の行うべき道の道徳と経済の融合」により
「誠実」という言葉に裏打ちされ 愛と同義語であるとされる。
 
 今回のフォーラムは 机をひとつにつなげて パネリストも参加者も講演を聞いた。
冒頭 徳山氏の云われた『目に見える海の水が無くなれば すべて一つの陸地で
つながっている』の言霊が 今回のフォーラムの意義を物語る。
 徳山暉純氏の「気の學問」特別講演は 本来 日本人が代々継承してきた
教えである。  「天を敬い 人を愛する想い」 その心ひとつを 根っこに植え
付け この地球という唯一の星を 本気で愛すれば 倖せの木は 芽を出す。
次回の講義は 10月8日(木)である。
 
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